五感を意識したフォーカシング
フォーカシング自体は、身体の感覚を利用した対話方法です。
いながき式では、それを更に広げて五感の入出力を変化させておくことで、より多くの情報を取り扱えるようにします。
私自身がNLPのトレーナーなので、主にNLP的なテクニックを使用します。
フィードバックシステムを明確に定義
感じることをフォーカシングでは使いますが、いながき式では別のフィードバックシステムを利用します。
フォーカッサーの体験に追従
フォーカサーの体験は、フォーカサーだけのモノですが、本当にそうでしょうか?
フォーカサーの体験に追従できると、リスナーの態度が変わります、ガイドの提案が変わります。
解放を優先する
フォーカシングを完璧に完了させるよりも、気持ちが楽になるとか、自分を認めるとか、結果を重視します。
結果とは、解決です。解決とは、囚われからの解放です。
フォーカシングでは理解する事で多くの解放が行われます。
結果を出す
フェルトセンスを受け入れられなくて何年もフォーカシングしているという人に会ったことがあります。
何かが違うと思いました。
人が行動するとき、明確な方向性があり、求める結果があります。
フォーカシングをして、自分を理解しようとするフリをすることは結果ではありません。
求める結果は、今、楽になることではないでしょうか?
そのために、フォーカシングを拡張しています。
学術的なフォーカシングを行うことよりも、目の前の苦しみを手放すことにフォーカスしています。
難しいやり方よりも簡単なやり方を
高度に研究されると、どうしても難しくなっていきます。
また、認定制度が始まるとクォリティー重視で素人には中々手が出せなくなります。
それでは、裾野は広がりません。
フォーカシングは、誰でも意識を向ければ、そこにある感覚と話すだけです。
いながき式では、誰でもできるように、簡単な言葉や手順の中に、高度な技術を埋め込んで、意識することなく、効果的なセラピーに仕上げています。
本流から離れることは仕方のないこと。
難しい理屈よりも、日常、家庭の中で使えるセラピーです。
心理の知識がなくても遊ぶように
心理学の知識は必要ありません。
最低限、そして、実際に体験している、見聞きしている考え方だけで、問題の深いところが触れるようになります。
問題が起る理由は大体分かっています。
そして、理由がなかろうが、感じているなら解放できます。
フェルトセンスに触ることさえできれば、理解や体験によって、変化は現れます。
手軽なセラピーを自分の手に
ただ、少しの時間を取って自分を理解する習慣。
ただ、これだけで自分望みが分かり、感情が分かり、どうしたいのかが分かります。
それをどうやって実現するのか、そこに集中できます。
悩まなくても、聞けば分かる。そう言う世界です。
でも、手順を知らない人は、分かることがやりにくいです。
一生使える技術を1日で。
簡単で確実なことは良いことだと考えています。
だから、一生使える技術を1日で習得していただきます。
フォーカシングの簡単なやり方は、比較的ベーシックなモノです。
現在いながき式フォーカシングは、名前と内容を変えてビジュアルフォーカシングとして、一般社団法人行動変容協会で教えています。